マリーとは?

「マリー」と聞いても「え?人の名前かしら?」なんて思ってしまいそうですが、金融や投資業界などで耳にするマリーはMarryのこと。

Marryといっても結婚すると言う意味ではありません。

外国為替におけるマリーとは、外国通貨の売買をするときに、売りたい分の持高と、買いたい分の持高が同じ時に利用されているリスク回避の方法です。

マリーを行なうのは、同一通貨でなければいけません。

例えば、日本円からアメリカドルに100万円を換金したい場合と、アメリカドルから日本円へ1万ドルを換金したい場合があるとしましょう。

外国為替手数料やTTBレート・TTSレートなどいろいろな要素があるため、日本円からアメリカドルへ、そしてアメリカドルから日本円へと2つの売買をすると、いろいろな手数料もかかり、そしてリスクも大きくなってしまいます。

そこで登場するのがリスク回避の方法「マリー」です。

日本円からアメリカドルへ、そしてアメリカドルから日本円へと同じ通貨間での売買をする際に、「相殺」する方法によってリスクを回避する事ができます。

マリーは外国為替市場だけで行なわれているリスク回避方法ではありません。

例えば企業間に債務と債権の両方がある場合、100万円を支払って100万円を受け取る事ももちろん可能ですが、マリーという方法と使うと、100万円の債務と100万円の債権を相殺する事で、差額が発生した場合のみ決済を行なうこともあります。

この方法は「マリー」と呼ばれる事もありますし、「ネッティング」と呼ばれることもあるようです。